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写真は　河口湖船着場方面から対岸

この時点で（最初から？）完走をあきらめます。問題はどこで棄権するかです。収容のための車は制限時間を過ぎないと走りませんから、自分の足でゴール地点までたどり着くことを考えました。20キロ地点まで走れれば西湖へは行かず川口湖を1周、それより手前ならスタート地点まで折り返せば近そうです。歩きながらそんなことを考えました。

しばらく歩いた後またゆっくりと走り始めます。コースのメイン河口湖大橋の手前でもっとも応援が多い場所で見栄をはりました（笑）。橋からの眺めは最高ですね。紅葉に色づいた山々に囲まれた河口湖、雄大な富士山、必死に走っていたら目に入らない景観ですね。途中に税理士会の旗を持った応援の方がいました。山梨ですから東京地方税理士会でしょうが、普通の人は気がつきませんよね（笑）

河口湖大橋を過ぎ、応援がまばらになった15キロ手前で気持ちが切れ歩き出しました。スタートから1時間半を経過したばかりですが、棄権することにしました。ただ、ランナーの進行方向と逆にスタート地点に戻るのは、しばらくためらいました。追い抜いてゆくランナーを眺めていると、女性が多いことに気がつきます。しかもみな若い（笑）。リニューアル前の河口湖マラソンは女性ランナーの参加者が多いことでも有名だったのを思い出しました。

独身のM税理士は残念でした。（爆笑）

写真は　河口湖大橋より　西湖方面

スタートしてまもなく湖畔から富士山に向かいます。多くのランナーの先頭に富士山が聳え立っている光景は、まさに日本一美しい景色のマラソン大会と自慢するだけのことはあります。スタート直後は込み合ってまともに走れないのですが、富士に向かっての上りで、集団のスピードが遅くなるためついついかわして走ってしまい友人とははぐれてしまいました。

最初の5キロのラップが29分、次が26分フルマラソンのペースとしてはいい感じで呼吸もリズムも快調です。この日は朝に痛み止めの薬を飲み、足にはテーピングにサポーター、さらに消炎鎮痛剤を塗った上でスタートしました。ひょっとして膝さえ持てばサブ4はいけるのになーと思いながら気持ちよく走っていました。

ところが10キロを過ぎたあたりから、早くも膝に痛みを感じ出しました。仕方が無いので立ち止まり消炎鎮痛剤を塗ります。再び走り出しましたが、全く効き目の無いのにはがっかりさせられました。トレーニングのときは短時間のアイシングで結構走れたのですが、消炎鎮痛剤の消炎効果はほとんど無いと整形外科医が本に書いてましたがそのとおりですね。

写真は湖畔より河口湖大橋

車中にて朝飯や着替えを済ませ、河口湖へバスで向かいます。荷物預かりの開始7：00には湖畔に到着しましたが気温は氷点下。寒くてたまらず旅館の休憩所でトイレを借り、ストレッチをしたりしながらスタート時間を待ちます。7：30分にはスタート地点に並びました。

開会式では、再選を果たしたオバマ大統領のおかげであと4年は大丈夫とお礼の挨拶で笑いを取ったノッチや、逆に廃部が決まったヱスビー食品監督の瀬古さんも笑わせてくれました。有森さんは声が大きすぎて何を言っているかわかりませんでしたが、サンプラザ中野君も走らないものの歌で応援してくれました。

第1回とあって多くの有名人がゲストで登場しましたが今回一番会場が沸いたのがスターターの菅原文太さんが紹介されたときです。若い女の子など知らないのではと思うのですが一番の大歓声でした。

　8：15号砲に湖畔の花火と大歓声が重なり合う中スタートです。前回はスタート地点が狭くなかなかスタートできないのがランナーからは不評でしたが、今回は湖畔1周（18Kと短くなりました。）とスタート地点を及び時間を分けたため、ロスタイムは3分（去年は7分）と短くなりました。もっともスタートに間に合わなかった参加者が多かったこともあるかもしれません。

写真は　河口湖大橋より　

秋晴れの11月25日日曜日第1回富士山マラソンに参加してきました。本来3連休なのですが23・24日と仕事をしなければならずろくな準備ができませんでした。また、10月終わりに古傷の膝痛が発生まともに走ることはできないと予想されたため、今回は故障明けの友人と初フル参戦のM税理士の伴走に回るつもりでした。

　ところが、当日早朝M税理士から3：00にメールがあり、まだ仕事が終わらないため不参加との連絡でした。残念でしたが、徹夜で仕事中の様子なので仕方がありません。友人と二人で朝4：00に出発しました。

5：00過ぎには河口湖インターに到着しましたがすでにインターチェンジ前は3キロの渋滞でした。原因は第1回のリニューアルに際し参加者を大幅に増やしたこと、にもかかわらず駐車場を富士急ハイランドの1箇所に限定したため、駐車場内の誘導が追いつかず大渋滞となってしまいました。このため5千人もがスタートに間に合わず出走できなかったようで、お気の毒でした。

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