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今年最後のブログなので2012年を振り返ってみます。

今年の初めは野田総理いわく「東日本大震災復興元年」として、復興景気による後押しで景気回復が期待されてのスタートでした。ところが政治の混迷の中、ユーロ危機の再燃、尖閣問題による対中関係の悪化があり、一体改革こそ成立したものの景気後退と判断せざるを得ない状況となってしまいました。民主党政権の最大の失策は外交にあったように思います。

このような状況では3年ぶりの政権交代はいたし方ありませんでした。安部政権は、財政規律に例外を設け景気回復とデフレの脱却を目指すようです。個人的には国債の増額には反対ですが、やる以上は効果のある政策を期待したいと思います。

事務所としては、比較的忙しい1年になりました。特に年の後半は、休日も仕事に追われる日が続きました。来年は、業務の効率化をテーマに加えたいと思います。今年の目標に掲げた、節税と税務調査への対策はかなりの成果がありました。特に税務調査対策は著しく進歩したものと自負しています。税務調査に立ち会う機会が待ち遠しいほどですが、お客様にとってははた迷惑かもしれません（笑）

個人的な目標に関しては落第点をつけざるをえません。震災関連の税制改正は、ほとんどが昨年に成立したこともあり、ほとんどブログに取り上げることができませんでした。また、今年は赤十字社でなく被災市町村に直接寄付をしようと思っていたのですが、年末の忙しさの中失念してしまいました。

そんな中、お客様に節税額の一部でも被災地へ寄付していただけないかお勧めしたところ、節税額などに関係なく寄付してくださったのには感謝しています。自分も年明け早々に実行しなければ顔向けできません。

本年もお世話になりました。良いお年をお迎えください。